ご挨拶
木材部会は1956年12月5日に日本青年会議所業種別部会の第1号部会として発足し、本年68年目を迎えます。青年会議所の理念を理解して地域で活動する青年が業種を通じて地域を越えた友人を作り、情報共有する場として設立されました。これまで諸先輩方が築いてこられた伝統・歴史・誇りを胸に、1年間部会長をお預かりいたします。
木材業界はIT業界や金融業界などの秒単位で物事が変化する業界ではありません。苗木を植え、手入れを繰り返し行い、伐期が来るまでに少なくとも半世紀かかるように、変化が得意ではないのです。しかし、どのような木を育てたいのかを明確にし、手入れを繰り返すことで理想に近い木が育つように、長期的な計画をもって腰を据えて取り組むことが得意な業界であります。2020年以降の社会情勢により木材部会は最小限の活動をしながら本年を迎えておりますが、発足時の理念と向き合い、長期的な計画を立てながら、「つながり」を意識し、再始動の1年にいたします。
まずは、現役会員同士の地域を越えた「つながり」を再構築いたします。そして、現役会員及びOBの皆様との「つながり」を活かして新たな会員の獲得に動きます。さらに、各種事業を行うなかで「つながり」の重要性を再認識し、活気溢れる木材部会を目指します。
全国の会員の皆さん、顔を合わせて、膝と膝を突き合わせて、業界の過去・現在・未来のことや青年会議所のことを大いに語らいましょう。1年間宜しくお願いいたします。