ご挨拶
木材部会は1956年に日本青年会議所の第1号部会として承認・発足し、今年で67年目を迎えます。これまで沢山の先輩方が築き上げてこられた歴史や伝統を引き継ぐこと、またそれをより強固なものにしていく長という重責を担うことに身の引き締まる思いです。
さて、近年、我々の生活スタイルは新型コロナウィルスの影響により大きく様変わり致しました。木材業界においてもウッドショックの言葉通り多くの変革が起きております。流通価格一つをとっても、これまでの常識では考えられない高値が飛び交いました。川上から川下まで、これ程大きなショックを受けた事例は過去を振り返ってもそう多くはないでしょう。
このようなショックがいつまで続くのか、また、更にこの先がどのように変化していくのかは誰も知る由がありませんが、変化に臆することなく木材の魅力や多様性を模索し続けることで、我々が、我々の力で業界の新たな姿(未来)を創造し、主体的に変化を起こす絶好のタイミングにあると捉えることもできるのではないでしょうか。
皆様のお力をお借りしながら、冒頭に述べた『歴史や伝統を引き継ぐこと』に加え、『業界の新しい価値』の足掛かりを見出し、次の世代につなげられるよう邁進していく所存でありますので、一年間どうぞ宜しくお願い致します。